新卒就職の満足度80%の意味

社会経済生産性本部の調査で
今年の新入社員の約八割が『思っていたより満足のいく就職ができた』
と考えていることがわかった。
これからの社会人生活は
『仕事中心』と答えた社員が9.6%
『生活中心』が10.6%
で、同本部では景気悪化で続いた『仕事中心』が上げどまり
『生活中心』が下げ止まった。
すなわち多少余裕がうまれ、自分の生活に目が行くようになってきたということらしい。

一方で
『いずれリストラされるのではないかと不安』が38.8%(前年比2.9pアップ)
『いずれ会社が倒産したり破綻したりするのではないかと不安』が22.8%(前年比1.2pアップ)
という変化の激しい社会を感じ取っているデータもある。

ただ、この調査時期が3月から4月末にかけて、社員研修時に行われたものなので
実際の職場や仕事にまだ十分に触れていないことなどから
実際で判断する時期としては、少々早い気もする。
5月病という言葉があるように、このあと一ヶ月ほどの心境の変化が知りたいような気もする。




※調査期間は'07年3/7-4/30。'07年度社会人研修村(オリンピック記念青少年総合センター)に参加した企業の新入社員を対象にした調査
プロフィール:普通高校11.9%、職業高校3.1%、工業専門学校3.4%、短期大学3.1%、4年制大学60.6%、専修・専門学校7.2%、大学院8.9%、その他1.8% 総数3849件

社会経済性本部調査『働くことの意識』調査
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/lrw/activity000821.html


⇒自分の満足とはなにか?を考えよう
http://www.goodcareer.jp