2006-01-01から1年間の記事一覧
『ウェッブ人間論』(新潮新書:梅田望夫・平野啓一郎)を読んでいる。 ネットの中に、誰にも向けられない世界を作り、それが「島宇宙」だとしても、ネット上では何らかの関連が生まれ、新たな「宇宙」を形成していくということに意味があるという話があった。…
いろいろな方と面談をしていると、 実にいろいろな経験談にであう。 同じように、いろいろな考え方をする人がいる。友達になってしまいそうな人。 仕事以外では合いたくない人。 笑顔の裏に、怖さが潜んでいる人。 態度や言葉使いやすばらしくいいのに、 話…
気の合うカウンセラーの同僚と週末に酒を飲んだ。 目的は、生牡蠣だ。 ノロウィルスが社会を騒がせているが、 この店は大丈夫だという確信がある。 さらにいえば、旬のうまいものは味わっておかないと損をした気分になる。生牡蠣、マグロの脳天の刺身、あお…
「働くこと」に熱くなれなくなっていると感じているあなたへ昨日、3ヶ月前に再就職に成功した50歳代前半の男性から 数度、携帯に電話が入った。 昼休みに二度、3時頃に2度入っている。あいにく面談や外出で、着信に気が付かず、 いちど返信したときには、おで…
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先日、金融業界出身の方とお話をした時に出てきた言葉である。 中高年の男性で、現在再就職活動中である。現状では中高年の再就職ではそれまでの仕事の内容と給与の格差が 精神的に高いハードルになる。 キャリアが積まれているということは、それだけその分…
9月の失業率は4.2%と、有効求人倍率が上昇しているにもかかわらず、なかなか改善しないようだ。 新規求人のうちどの程度就職が決まったかを見る充足率は20.1%で、これは6ヶ月連続で前年同月比を下回っている。 この原因は企業側が求める人材と求職側の条…
今日のサンデープロジェクトは 経済ジャーナリストの財部さんが資生堂を紹介していた。 長い間、同族経営が続いていた資生堂社長は ここ何代か、血縁のない社長が誕生している。 小売店にある不良在庫の一掃。 早期退職の実施。 この二つはメーカーであるこ…
最近、北方謙三の『三国志』を読み進めている。 いま、三巻目が終わったところだ。曹操との戦いで、英雄・呂布が敗れ、死んだ。 地下鉄で興奮してしまい、思わず文庫本の表紙を握り締めて しわだらけにしてしまった。 いつものことだが、平行してまったく別…
今朝の日経新聞には日立製作所の記事が掲載されている。 日立製作所はソニーと並んで、いま厳しい状況にある企業として 注目の的になっている。 詳しくは記事を参照して欲しいが、、 総合事業をめざすために、市場の動きに経営のスピードが追いつかないとい…
『ランボー』、『ロッキー』、『インディ・ジョーンズ』、『ダイ・ハード』・・・。 かつて血を滾らせたこれらの映画が 来年あたりから新作を公開するらしい。リアップとか リスタートとかリバイバルとかいわれそうだが、 若かったヒーローたちも当然のよう…
目的遂行のために、 あるいは生存のために偽装し敵の目を欺く。自然界でもカメレオンなどの爬虫類や昆虫のように 特別な攻撃力や武器を持たない生物では 自然にこのような機能が備わっているようだ。これは生存のために自然に適応してきたものといえる。実際…
●厚生労働省は派遣社員を労働者派遣法で定める上限期間(原則1年)を超えて正社員なみに働かせつづけている悪質なケースに対して、2007年度から是正指導を強化する方針を固めた(日経10/3)。 法律違反であることを企業に周知徹底し、派遣社員の告発などをもと…
①人材紹介事業協会が、東証一部、二部、ジャスダック上場企業の人事担当者を対象に調査し、137社からの回答によるもの。この結果、92.7%6の企業が再雇用制度を導入したという。そのほか65歳までに定年延長は3.6%、定年の廃止は1.5%。 ⇒改正高齢者雇用安定…
中高年の男性で、 いままで30年以上勤めていた金融会社を早期退職。 その割増退職金と貯金とで、それ以降の生活を賄っていこうというひとがいる。 日々の生活費や年金の支給額などを仔細に計算して おそらく今後あるに違いない想定外の出来事を読み込んでも …
生活環境は人の性格に大きな影響を与える重要な要素だ。 しかし、その環境は自分で選んだり、変えられないことが多い。たとえば生まれた環境だって、 大都市なのか地方の小さな町なのか 家庭が富裕層か平均層か 兄弟の有無 両親の価値観 自宅のスペース など…
マネックス証券の松本大さんの仕事流儀の文庫本(正式なタイトルは忘れた)をのぞいたら、 コミュニケーションとは結果を求めることで、 日本人はカンバセーションとコミュニケーションを混同している、という指摘をしていた。 単に言葉をやり取りするのがカ…
今朝、浅草のスターバックスで 立石泰則『ソニーインサイドストーリー』を読み終えた。ソニー前会長の出井さんの社長就任から会長退任までを追ったルポだが、 当初の印象以上に迫力があり、読み応え十分だった。大賀社長の負の遺産とソニー存続の危機を乗り…
抽象的な物言いになるが、 『いま』を考えるときに、足元から精査していろいろな出来事や現象を眺めすかして理解する方法がある。 現状認識をもっとしっかりしろよ、という場合にはこうした意味を持っていることが多い。 一方で、『いま』の中に立っていると…
ニューヨークの犯罪が減少したのはなぜか? 多くの専門家が危機的な犯罪の増加を予想していたにもかかわらず、 犯罪はどんどん減少した。 それを見て、専門家たちはさまざまな弁解、証明を展開したけれども おそらくそれは15.6年前の妊娠中絶法の改正にあっ…
昨晩、TVでワーキングプアやニートに関する特集を放映していた。 数週間前に週刊ダイヤモンドでも特集をしていたが、 かなりドキッとする内容だったので、周囲でも少し話題になった。 また今度は東洋経済でも同じような特集を組んでいる。こうしたマスコミ…
5.6年ぶりに京都に行ってきた。 純粋な旅行目的では、10年以上経過している。 学生時代は毎年訪れ、ちょっとした京都通のような自負があったのだが 何のことはない、結局、日々の時間に追われて、趣味に割く時間がなくなり ささやかな自負も風化していく。 …
いま、意思を共にする仲間と、キャリア支援のためのサイトを運営している。 サーフィンで見にきてくれる人(あるいは回数)はそれなりに増加しているが、 残念ながら、キャリア相談の依頼はその数十分の一にすぎない。キャリア関連の話題は、社会的には相当…
人は仕事を通して成長する。 それなら、仕事で『一皮むける』のも、当然だと思う。 いろいろな人や仕事の出会いで、 それまでの考え方や行動、フィールドが、格段に変化する経験。 それは誰にでもあるような気がする。 ただ、それに気がついているか、 それ…
50歳も半ばになると、 転職活動も思うような仕事に出会うことは難しくなる。 数が少ないことは少ないのだが、 それ以上に経験してきた仕事と近いものを探さないと給与が大きく下がる傾向があるために、 どうしても選択肢が狭くなるからだ。 また同じような仕…
今朝、佐野真一の『戦後戦記』を読み終えた。 この本はダイエーの創業者だった中内功の死以降、彼の行動、功罪をテーマにしている。 著者の佐野真一はすでに『カリスマ』で25年かけて中内功をテーマに書いているというが、この本はその続編といえる。現在の…
自分を楽観的と思っている人ほど、 実は悲観的な人間であることが多いそうだ。それを測定する方法のひとつに セルフトークという方法がある。 テープレコーダー、いまなら小型のICレコーダを携帯し、 自分の会話や独り言、口癖を録音する。 ポイントはその…
55歳の経理マンの就職活動が 2ヶ月で終結。見事再就職に成功した。 この2ヶ月という期間は、 年齢からすればかなり短い。 しかし、当然だが充実度は高い。 この間、応募した件数は ハローワークをはじめとして20件近い。 面接に進んだのが2件。 その双方でほ…
ジョークのようなタイトルだが、 まさしくそうだ。再就職の支援という仕事をしていると、 その人のライフスタイル、価値観、生活プラン、家族構成をはじめ、 その人のスキルや仕事のスタイルなど、 いろいろなことが関連してくる。中高年の方が対象だと、 現…
周囲の声に動じず、わが道を行く。 意志の強さを表現したものだが、 これは、はた迷惑な頑固、すなわちわがままになったり、 逆に、それがいい成果に結びつくと最終的に高い評価になったりする。 子供の場合は稚気のあるわがままだが、 大人の場合は文字通り…