気分転換の方法と効果

仕事が単調であればある程、マンネリが進む。
そのマンネリも初期のうちなら週末の休みで切り替え、打破することができる。
しかしそれが長年続くと、そう簡単に払しょくすることは難しくなる。
したがってそうなると、少しずついまでとは違った方法を試みるようになる。そうせざるをえなくなる。

最初のうちは、あまり知らない街に出かける、美術館や博物館に行くといった、一人でも手軽にできることから始めるが、それもすぐに限界が来る。
すると今度は人に合うようになる。久しぶりに合うような人と話をし、少なからぬ刺激を受ける。
しかしそれも慣れてくると、ただ食事をしたり、酒を飲んでくだをまくだけになる。
そうなると時間や金を使意味がなくなるので最初の方法に戻ったりするというわけだ。
しかし、こういうことを繰り返しているうちに、到達した効果的な方法としては、ブログやノートに自分の考えを書きつけて、自問自答する方法に行きつく。文章を書くというのは、少々面倒であるし、最初からきちんとした読みやすい、文章的にも自然な形にするのは難しい。書いていくと、次から次へ、ストーリーの分岐点が出てきて、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして、おかしな文章になったりするのだ。

しかしこれは後で読み返した時に分かることでもあるので、最初はあまり気にしなくてよい。むしろ、想いを書きつらね、それを吐き出すことで、もやもやが雲散していくこともあるし自然に解決策が出てきたりするものだ。解決策といっても、大したことではない。
あすの朝、早めに出社してメールを一本送っておこうというような些細なことだ。その些細なことが、気の重くなるような原因であることもおおいことに気付いた。

しかし、時間と金に余裕があるのなら、海外旅行が一番だ。
海外旅行は、移動する時間も、出国・入国の手続き、外国語の洗礼、未知の風景や食事など、さまざまな生活のすべてで刺激を受けるのだから、ともするともとのマンネリした生活に戻って、新鮮な気持ちで仕事をしたいという気にさせるくらいのインパクトがある。
もっともこれは個人差があるのはもちろんで、自分はそうであっても、腰が重く、海外に行くことにおっくな友人もいるから、共通の真理ではないことは確かだ。

だが、外国旅行というのはそう簡単にできることではない。仕事を持っていれば、それが会社勤めであれば、いくら有給休暇を取る権利があるといっても、その影響はすべて自分の仕事の成果に降りかかってくるのだから、そうおいそれとはいかない。

となると、どんな方法がいいのか?
それを最近気がついたのだが、酒をのみ、大いに話、歌を歌って羽目をはずすのだ。そこに若くてきれいな女性がいれば申し分なく、しかも一緒に羽目をはずして、振る舞い、歌い、楽しんでくれれば、もう最高の気分転換になる。

となると、相手が重要になるのだが、それはいまいったように羽目をはずすのだから、あまり要求をしなことが肝要だ。このみだのなんだの言っていると、そういう機会を作ることができなくなるし、かえって無駄なことをしている気分になるのだ。もちろん気のおけない仲間がいることが重要で、それが最高のリフレッシュなのだが。